笛吹川釜の沢東俣

２０１３年８月２６，２７日にウェア館の伊藤君と鈴木君と山梨県の笛吹川釜の沢東俣に行った。
二人は初めての沢登りでした。２５日の夜は塩山タクシーの仮眠室を借りて快適に過ごせた。駅から歩いて１０分ぐらいでセブンイレブンがあって酒を調達できてよかった。

初めての沢装備に身を包む二人。この後、道を間違えて１時間ほど鶏冠山ハイキングになる。かなり暑い日だった。ひたすら登って汗だくだった。早く沢の中に飛び込みたかった。「山頂」という看板が出てきたり、沢の音が聞こえなくなってきて「ん～間違えたっぽいね。」と言うのが嫌なくらいには頑張って登った。結局最初の鶏冠谷出合まで戻った。初心者二人の目が「道案内不適任者」と言っているように見えた。

参考コースタイムの２倍ぐらい時間がかかってやっと憧れの「両門の滝」についた。伊藤君は「このコースタイム書いた人早すぎる！」と文句を言っていた。いや結構ゆっくりだよ俺たち。ホラノ貝で泳いだり、ウォータースライダーして遊んでたじゃん。と思ったがあえて言わなかった。

２６日の夜は雨だった。夜中にツェルトが雨がたまった重みで下がってきたり、縫い目から浸水があったりと伊藤くんと鈴木君は雨が止むまであまり眠れなかったみたいだ。鈴木君はツェルトの中で傘をさして顔の周りだけは空間を確保したそうだ。伊藤君は体育座りして朝を待っていたそうだ。
２７日の朝は出発のころには雨が上がっていた。二人とも昨日の疲れと寝不足の割には元気だった。朝ごはんを昨日の夜お腹がすいたので食べてしまった自分は鈴木君に朝ごはんを分けてもらって何とか頑張れた。
昼過ぎには甲武信岳山頂に無事についた。ここからくだりが４時間ぐらい。とりあえず小屋でビールを買って一気に飲んでタバコをふかした。もう動きたくなくなった・・・。