石鎚山系を縦走してきました!!!<後編>

エコープラザの佐久間です。

<前編>に引き続き後編です。

かぶと岩から新居浜市街地と瀬戸内海を望む

一難去ってまた一難、泣きっ面に蜂とはこのこと。

瓶ヶ森から先へ進むとだんだんガスが立ち込めてきました。

前日と同じく展望のないトレイルをただひたすらに進みます。

それでもたまに少しだけ顔をのぞかせる稜線に心躍らされます。

綺麗な稜線美を楽しみにしていたので少しでも見れてよかったと思いつつも1日目同様虚無の時間が続きます。

展望が良いらしい伊予富士や笹ヶ峰はガスっていてなんも見えませんでした…

笹ヶ峰山頂の祠

笹ヶ峰から30分ほど下ると2日目のテン場、丸山荘は営業はしていないものの避難小屋としては解放されていて

避難小屋内にある紙に記帳して外にある木箱の中にお金と紙を入れたら小屋前の広場を利用してOKといった具合でした。ちなみに水場は小屋の横にある蛇口をひねるとしっかり出てきました。

ズボンを絞る必要がなくなって一安心。最終日に望みをかけて就寝・・・

ファイントラックのカミナモノポール1

3日目

 夜明け前より動き出して空を見上げると星の輝きがくっきり

この調子で晴れ続けてくれることを祈りながら出発。

丸山荘から西赤石山方面に進むと最初にちち山という山があります。

ここは山頂を通るルートとトラバースしながら巻くルートの2択が取れるのですが私は巻き道を選択。

が…これがハズレ!通る人が少ないのか相変わらずの笹の猛攻に加え足元が隠れていることで山道がえぐれているところが非常に分かりづらい!慎重に進むしかないので速度を落とさざるを得ませんでした。

テン場を出発して1時間半ほどで太陽が昇ってきました。

綺麗な朝焼けを見られたので前二日の虚無に対しての溜飲が下がります。

夜が明けたらスピードアップ。アップダウンを繰り返しながら銅山越へ到着。

ここら辺一帯は昔銅山があったこともあり割と歩きやすい道幅がありました。

そしてこの旅最後の登りにとりかかります。今回の山行で唯一と言っていいほど岩がちなルートで

鎖等がない岩場などがありました。

登るだけならさほど難しくはなかった

そして遂に西赤石山に到着!!

多少雲が出ていたものの市街地の方までしっかりと見えました。

西赤石山からちょっと下ったところにかぶと岩という岩場があるのですがここからの方が新居浜市街地方面の眺めは良いので西赤石山に登る際は立ち寄るのはマストです。

かぶと岩からあとは下るだけ。

マイントピア別子と言う道の駅へ向けて下りましたが途中にある銅山の遺構などを見学しつつ下山し

道の駅では入浴して三日間の疲れを癒して帰京しました。

『東洋のマチュピチュ』と呼ばれる別子銅山の東平(とうなる)地区

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