草津温泉　湯けむりトレラン①　

ウェア館の宮部です。
気温も高くなり、各地でトレランが楽しい季節になりました。昨年度の私の山行を振り返ると、3月に新城トレイルに始まり、6月の奥久慈トレイルで雪辱を晴らし、7月のおんたけウルトラトレイル100ｋで新しいレースに挑戦し、そして集大成で迎えた10月のハセツネCUPで挫折･･･。いつからかレースを完走することや、良いタイムを出すことばかりを気にして、ストイックなトレランになってしまいました。原点に返り｢何故トレイルランニングをするのか？｣｢楽しみはレースで結果を出すことだけなのか？｣と色々考えた結果、出た私の答えは｢温泉｣でした。という訳で｢温泉を楽しむためのトレラン｣をコンセプトに、今回は草津白根山をピークとする草津温泉湯けむりトレランに行ってまいりました。お相手はこの人、さかいやスポーツでトレイルランニングを牽引してきたシューズ館斎藤。コンセプトの答えを求めて走りだします。草津らしい注意の看板。見晴らしいの良い展望があり、走りやすいシングルトラックが続きます。眺めを楽しみたいところですが、｢硫化水素発生地点｣とのことなので足早にここはスルーします。荒涼とした殺生河原を過ぎ、本白根山を背景にパチリ。笹がまだ短いのでこのあたりも走りやすいコースが続きます。中腹以降は残雪がところどころにあり、慎重に足場を確認しながらトレラン。長野の山々と草津温泉街を背景に残雪の上で少し気取ってポージング。冷たい風が強くなってきたのでウィンドブレーカーをプラス。この時期はこまめに体温調整がしやすいウィンドブレーカーを重宝します。鏡池を過ぎ、稜線に出たところで展望台までアップダウンのゆるい気持ちの良いトレイルが続きます。残念ながら雲が出てきてしまい景色が望めませんでしたが、晴れていれば長野や群馬の山々を一望できるスポット。
中央火口を囲むようにコース作られたトレイル。曇り空が火山口の荒々しさをより一層際立たせます。今回のトレイルの最高地点。このまま直進すると万座温泉方面へ出てしまうのでここでコースを折り返します。再び中央火口の周りのトレイルに入り、ロープウェイのある草津白根山頂駅へ向かいます。頂上付近は残雪がコースをふさぎ走るペースをキープ出来ないのと、天候の悪化を懸念して予定を変更。ロープウェイ利用で山頂駅から山麓駅に下降。チェーンスパイクを持参してはいましたが安全第一な楽しみ方をします。コース変更後は山麓駅から天狗山スキー場のスキーコースを下り、草津温泉街へ。走りやすいので思わずスピードが出がちになりますがセーブしながらゆっくりペースで走ります。今回のトレランのゴール地点　草津温泉湯畑へ到着。本来は山頂駅から草津白根山の湯釜を経て、芳ヶ平自然遊歩道コースに入り、コース途中の沢を登ったところにある野湯香草温泉で入浴後に湯畑へ向かう予定でしたが、今回のコースでも十分にトレイルランニングと温泉を満喫できました。この温泉とトレイルランニングを融合したスタイルを｢スパトレイル｣と名付けて楽しもうと思っていたら･･･↓既にレース化されていました。
こちら6月14日(前夜祭)・15日に開催されるSPA TRAILにさかいやスポーツ出店・出走が決まりました！私も当日はレースに参加するべくコンディションを調整しております。レース会場ではトレイルランニングウェアやギア・パック、ジェルやテーピング類などレース中に役立つものや、大会特別価格の商品など多数ご用意しております。レースに参加される方や、お近くにお立ち寄りの際はどうぞご覧下さい。またレースに向けた装備のご相談も承っております。お気軽にご相談下さい。ご利用お待ちしております。