スタッフ ナカヤの東高尾のんびりトレラン

2月3日、朝5時半すぎ。
娘の鳴き声で起床。

『おはよう。
　わぁ〜、いっぱい出たね。』

冷たい水で顔を洗い、昨夜までに用意したバックを担いで家を出る。
まだ外は薄暗く、寒い。

8時10分、高尾駅に到着。
もう日が出ているのに、気温は-1度。

さっぶぃ!!

身体が凍りつきそうなのでとっとと出発。

今日は高尾駅から300mと離れていない『金比羅山登山口』をスタートし、『草戸山』を目指して

往復10km程のトレイルをのんびりランニング。

最初はフェンス沿いを「ここ本当に通って大丈夫なの？」とか思いながら通過。

一応ピンテ（ピンクテープ）もついていたので大丈夫そう。

金比羅山は裏口から入ってしまうような形だが、しっかりと挨拶をして石段を駆け下りる。

金比羅山の下でちょっと道を間違えそうになったが、ここは民家脇の壁沿いを進むのが正解らしい。

駐車場まで出たら、ここからはもう道に迷う心配もなさそう。

足場も基本はしっかりと踏み固まった土で、木の根や石に注意さえすれば、走りやすいコースだろう。

鳥のさえずりと自分の吐く息の音だけが聞こえる。四辻から先、草戸峠から草戸山。

登山口から約1時間、片道5km弱で草戸山に到着。

山頂は開けており、城山湖を望む展望デッキやベンチが用意されていた。

なにやら湖の方から音声ガイダンスが響いてくる。

この日は人っ子一人いなかったが、ピクニックにも最高な場所。

コーヒーくらい持って来ればよかった。。。

樹林帯と稜線のバランスも良く、ちゃんとトレイル。

高いステップの岩場や歩きづらい箇所もなく、時々開けた眺めのよい場所もある。

長い登り坂や下り坂はない分、連続したアップダウンが小気味よく楽しい。

長い登り坂があると永遠に感じて、心が折れそうになる。走り続けるにも筋力の消耗と心拍数が上がり続けて呼吸が苦しい。今回はそれがない分、初心者にもおすすめできる。

それもまた楽しいのだが。。。

道は綺麗に整備されており、朝が早かった為か人も少なくトレランにはうってつけのコースかもしれない。

草戸山からの帰り、途中の木に「枯損木あり」の張り紙を見つけて驚いた。

この注意書きがいつ貼られたものかはわからないが、見上げると実際に1mほどのまぁまぁ太い枝が折れて引っかかっている。確かにこれが落ちてきて頭にでも当たったら危ない。

とても親切だし、本当にありがたい。

10時を過ぎるとだいぶ気温も高くなり、徐々にハイカーさんとすれ違うことも増えてきた。

高尾山口駅から登ってくる人が多いのかな？

しっかり止まって、５ｍくらい手前から挨拶。
挨拶を嫌がられるようなことはないが、手で口元を覆いながら返してもらうこともしばしば。
なぜだかちょっと申し訳なさを感じる。

ソーシャルディスタンスも難しい。。。

全体として2時間20分のランニングとなったが、
十分に大自然の空気感や体温の上がった体にあたる冷たい風の気持ちよさ。
足に返される地面の感覚も、筋肉に加わる負荷も。
ここ最近悩まされてきた膝への衝撃と痛みも。。。

総合的に楽しむことができるコースに思う。

そのうち娘を連れてハイキングもいいなぁ、なんて。

10時20分、下山。

さて、早く家に帰ろう。

nakaya

お問い合わせ先