『イスカ　冬用寝袋』解体新書!!

「ISUKA」イスカと言うブランド、登山者の間では言わずと知れた老舗のアウトドア用品メーカーですが、全く聞いたこともない方もいらっしゃると思います。

実は日本のブランド、大阪にある寝袋・シュラフの専門メーカーであり、質実剛健、玄人好みな商品を作るメーカーなのです。

特にイスカの冬用寝袋は、暖かい、ぐっすり寝られるとの評判で信頼、安心感のある、寝袋という事で実際に使用されている登山者も多いのです。

今回はイスカの冬用寝袋の中でも最も保温性に優れながらも軽くてコンパクトなモデル「Airプラス810」のおすすめポイントをあますところなくご紹介したいと思います。

・包み込まれる快適なフィット感と保温力を決定するかさ高

イスカの冬用寝袋は、その断面をかまぼこ型に設計、身体の断面と同じように胸側を大きくゆとりを持たせた「3D構造」にする事により立体的に包み込まれ快適なフィット感を実現。

そして、寝袋の内側と外側の生地寸法を異なったサイズで設計、縫製することで身体を中心とした内部空間からのかさ高が均一になり、シュラフ全体をまんべんなく暖めることができるのです。(ディファレンシャルカット)

・寒気を侵入を防ぐ立体構造

寝袋の両サイドにダウンを封入した独立のボックスを持たせたイスカ独自の「舟形構造」は、内部空間もゆったりで四方をダウンでくるまれているような感じ、ジッパー内側も、ダウン入りの「ドラフトチューブ」、ジッパー外側にはフラップも設けており寝返りしてもサイドが寒いなんて事もなく、保温性抜群な構造なのです。

メイン部分も内側と外側のステッチ(縫い目)をずらす事により通常のボックス構造よりダウンがつぶれにくく、かさ高を維持し、最も保温性に優れます。(台形ボックス構造)

・足元ふっくら、多めのダウン

足元が冷えるとなかなか寝付けないけど、くつ下をはいて寝るのも寝づらい事はよくあります。

イスカの寝袋は足元に多めのダウンを保温力アップ。しかもストレスがないよう、睡眠時の足の形に沿った逆台形構造になっています。

・最高品質にこだわったダウンを封入

イスカの「Airプラス　シリーズ」では、ダウンボールが大きく、かさ高に優れたホワイトグースダウンを封入しており、羽が細かく大きいため、暖まった空気をたくさん取り込み、高い断熱性、保温性にも非常に優れています。

その中でも、復元力に優れた800フィルパワーの最高品質ダウンを使用することによりより小さくコンパクト、軽量な冬用寝袋になっています。

そもそも、ダウンシュラフは10年以上は使える道具ですので、より品質の良いダウンを使用した寝袋はへたりも少なく、結果的に永く使用できるのも魅力の一つです。

・シュラフの性能を活かす、シェル素材と厳しい縫製基準

生地の耐久性、強度を高めるなら厚めの生地を使えば良いのですが、折角最高品質のグースダウンを封入したのに厚めの生地ではかさ高を活かすことができなくなります。そこで、

「Airプラス　シリーズ」では、ダウンのかさ高を活かすため軽量で超撥水、耐久性にも優れたリップストップ構造の「極薄15デニールナイロン」を使用しています。

また、イスカの寝袋は品質にも優れ、縫製工場に厳しい縫製基準を設け、熟練した確かな縫製技術で仕上げています。イスカの寝袋をじっくり見ると、縫い目がまっすぐ一直線、ステッチも非常に細かく丁寧、優れた技術を確認できます。

・ダウンの羽根抜け、気になりますよね

ダウンの寝袋は羽根抜けがつきものですが、どうしても気になりますよね。羽根抜けを防ぐには生地裏にコーティングをする事により、ある程度減少させる事はできますが、通気性が損なわれ、シュラフ内部で結露が生じてしまう結果になる事もしばしば。

イスカは、生地自体を熱と圧着による加工(ダウンプルーフ加工)をすることにより、ノンコーティングでもダウン抜けを防ぎつつ、十分な通気性も確保、ダウン本来の吸放湿性を活かした作りになっています。

その他にもこだわりが

教えてもらわないとわからない細かな配慮もイスカならではのこだわりです。

頭まわりに設けられたフードチューブは、頭部からの放熱ロスを抑える効果があります。

また、首元や頭部を締め付けるストレッチコードがイスカは「ストレッチゴム」になっています。これは、寝ている所の不意の緊急脱出の際に、即座にシュラフから抜け出せるようにとの配慮からゴム素材にしているのです。

イスカでは他にも異なる生地やダウン素材を使用したモデルを展開しており、重量、価格等、目的に応じて選ぶことも可能です。

さかいやスポーツでは冬用ダウン、化繊シュラフを取り揃えておりますので、是非店頭へのご来店をお待ちしております。

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