八ヶ岳縦走してきました!!!DAY.3

エコープラザ館の佐久間です。

先日、行ってきた八ヶ岳縦走のその③となります。

<DAY.1はこちら> / <DAY.2はこちら>

文三郎道からの赤岳西壁

3日目は遂に最終日。

この日は赤岳を登り、権現岳と編笠山を経由して小淵沢駅までの行程です。

阿弥陀岳の後方に街明かりが

者小屋から赤岳への登りは前日下った地蔵尾根ではなく文三郎道から登ります。

明らかに早く出発してしまったのもあり、かなりゆっくり登りましたが結局山頂で30分ほど御来光を待つことに…

山頂では多くの人たちが まだかまだか と太陽が上がってくるのを一緒に待ちます。

徐々にあけていく空に綺麗な雲海。これまでの疲れがとれるような感動的な景色でした。

この日は富士山もくっきり

赤岳山頂に別れを告げ、権現岳方面に進みます。

このルートは鎖場やはしごにザレ場と危険地帯のオンパレード。

途中、あらぬ方向に出ているはしごには驚かされましたが裏に正規のルートと鎖があって一安心。

赤岳から権現岳へ続くルート
画像左、崖下に向いているはしご

キレット小屋まで下ったら再び登り返し。

そして最後の最後には今までで最長のはしごが!!当然下を見る余裕もなく黙々と登りました。

権現岳への道での最後のはしご

午前8時頃予定通り権現岳山頂に到着。

ギボシからの下りを気を付けて進み、青年小屋まで一気に下ります。

青年小屋には足場が組まれており、どうやら改装中みたいでした。

青年小屋から編笠山への上りがこの山行での最後の上り。

編笠山山頂と富士山

快調に登り午前9時前、編笠山山頂に到着!

これでもう登らなくて良いのだと言う解放感を無人の山頂で嚙み締めました。

そこからは飛ばしに飛ばしコースタイムの半分以下で観音平まで駆け下ります。

観音平は編笠山や権現岳への登山口で車が入れる最終ポイント。駐車場がありこの日はほぼ埋まっていました。

小淵沢駅屋上から望む八ヶ岳

あとは舗装された道を下り、途中で道の駅に併設されている温泉施設で汗を流し

小淵沢駅まで歩いて3日間の全ての行程が完了しました。

(ちなみに赤岳の標高が2899mで小淵沢駅が886mみたいなのでこの日だけで2000mほど下ったことに)

 日間で八ヶ岳を北から南へと歩きぬきましたが八ヶ岳は私に多くの景色を見せてくれました。

心残りは北横岳と縞枯山に行けなかった事でしょうか。

また機会を作ってリベンジしに行きたいと思います。


最後にご紹介する使用装備はSTATIC(スタティック)のADRIFT LINER(アドリフトライナー)

この製品はOcta®生地を全面に採用したマミー型の軽量・保温ライナーで今回はシュラフ代わりに使ってみました。

裏地は起毛されていて、付属スタッフバックでの収納サイズはおおよそ1Lのナルゲンを少し大きくしたくらい。

スタッフバック自体は余裕のある設計なので更に収納サイズを小さくする余地はあります。

今回は単体での使用ではなく、SOLのエスケープヴィヴィをシュラフカバー代わりとして合わせて使いました。

体感としては寒いことは無かったですが暑いと感じる程でもなかったところを考えると今回のような夏山での使用がベストかなと思います。

個人的には冬山テント泊におけるライナーとして使う事が多く、シュラフの保温力を上げるとともに肌触りの良い起毛が最内にくるので寝心地が良い気がします。(通常のシュラフ内側の生地が寒ければ寒いほど冷たく感じるので…)

アドリフトライナーは冬山ではライナーとして使い、夏山ではシュラフとして使う一石二鳥を狙いたいという方にオススメな商品と言えるのではないでしょうか。

STATIC ADRIFT LINER

通常価格¥17,600(税込)

仕様

  • 重量:230g(スタッフバックを除く)
  • 生地:Octa®CPCP®(ポリエステル100%)
  • サイズ:長さ約180㎝
  • 生産国:日本

お問い合わせ先

さかいやスポーツ エコープラザ

住所: 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-30 昭和ビル1F (Googleマップ)
電話番号: 03-3262-0583
営業時間: 11:00-20:00(年中無休・元旦を除く)

取り扱い商品:バックパック、シュラフ、キャンプ用品全般、トレッキング小物、時計、コンパス、GPS、帽子、手袋等

《2023年2月 キャンプ用品はエコープラザの取り扱いになりました》

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