南アルプス鳳凰三山へ行ってきました。
クライミング館 中屋です。
先日高校時代の山岳部の恩師が突然フラッと来店されて、いつか仲間と登った鳳凰三山にまた行きたくなり。
ちょうど休みだったので仕事終わりにそのまま日帰り鳳凰三山ハイキングへ。

アプローチ核心!
それは今度も韮崎市南アルプス中央線~青木鉱泉までの車でのアプローチでも実感。
いやぁ、工事中との事なので仕方がないのですがふにゃふにゃサスの2駆のポンコツカーで行って後悔しました。
ぼこぼこの砂利道を車の底を擦るんじゃないかとハラハラ運転。
結局仮眠をとる時間的余裕はなくそのままスタートとなりました。(笑)
車で行かれる方、要注意です。
今回は、青木鉱泉~地蔵岳〜薬師岳〜観音岳〜青木鉱泉の周回コース。
薄暗がりのドンドコ沢は獣道なのか間違って入ったのかわからない枝道に入らぬようルートを慎重に見極めつつドンドコ進みます。
この日は晴れていて水量も穏やかな沢を行ったり来たり、川沿いの岩場をひょいひょい歩いて好調でした。
慎重且つ大胆に。滑ることを恐れずに、リズミカルに渡ります。
傾斜がきつくなってきて大きな岩がゴロゴロとステップも高くなり息が切れだした頃、三本の滝がお出迎え。
そしてなんと、鹿さんまで!
おはようございます、ちょっと通らせていただきます。。。

そこから地蔵岳のピークまでは森林限界を超えた砂地の登り。
足を上げて踏み込んでも、沈んで思うように進めずなかなかキツイ。
もう目の前に見えているというのに。。。長く感じました。

ようやくたどり着いた地蔵岳山頂!!
あ、ブログ書きながらここで写真を撮ってないことに気づきました。
これもまた私にとってはいつも通り。
さて、今回は地蔵岳の真のトップ、オベリスクを登りに来ました。
慎重に近づいて周囲を観察.. .おっ、クサリ&ロープ発見!!
岩も親切にカット(?)してあるし、いざ!
と思ったんですが、4mの大岩に対して錆びたクサリと黄色いロープが2m。
しかもクラック(岩のひび割れ)の中で挟まっていて取れない。。。
え、これ登って大丈夫なの?どーやって降りるの??
クライミングシューズもロープもナチュプロも持ってないし、そもそも必要なのかもわからないですが。
お得意のビビりを発揮。。。
結果!登らずに敗退いたしました。
(けっこう悔しかったです。。。)

これ以上オベリスクに時間を費やしても下山時刻が遅れるし、気を取り直してとっとと観音岳・薬師岳へ。
稜線上も意外にアップダウンがあり、心が折れたところで更なる疲労感を感じました。
コース的には岩稜帯が多くて景色もよくて楽しいんですけどね。
薬師岳から青木鉱泉までの下りは序盤は岩がゴロゴロしているのですが、ほぼほぼつづら折りの樹林帯。
ココはさささっと駆け抜けます。
青木鉱泉でしっかり駐車料金を払ってお風呂をいただいて。
おうちに帰るまでが山行です。
行きに通った悪路をまたポンコツカーで下ります。
いまこうやってブログが書けていることが何よりの幸せです。
(?)
私がファストライトなトレッキングや岩稜帯の多いアルプスなどでのトレイルランニング、クライミングのアプローチにも使用しているマルチな相棒。
今回の山行でも使用した私のおすすめシューズがこちら!!↓↓↓

SCARPA リベレラン
テクニカルな山岳地帯を走るために、登山靴の影響を色濃く受けたスカルパらしいトレイルランニングシューズ。ランドラバーやテンションバンド、捻れに強く安定性の高いソールで疲労の蓄積を抑えます。トレイルランニングだけではなく、荷物を増やしてファストパッキングやハイキングなど、幅広いアクテビティーに活躍します。
カラー:ブラック/ライム
アッパー:ファブリック+フィルム
ライニング:ストレッチファブリック
ソール:Presa TRN-01
ドロップ:4mm(前足部20.5mm踵部24.5mm)
PROFILE

クライミング館 中屋 | Nakaya
クライミングギア、シューズのお悩みお伺いいたします!
高校時代に山岳部に所属し、登山に魅了されて早十余年。
気づけば夏はクライミングに沢登り、冬はアルパインにアイスクライミング等々。
フィールドにて得た経験や知識から、お客様ひとりひとりに合ったアイテムをご提案いたします!