夏山にも冬山にもオススメなアルパインザック！ミレー「プロライター38+10」

アルパインザックと聞くと皆様はどのようなイメージでしょうか？

「ハイキングしかやらないから、縁がないもの？」

いやいや、そんな先入観はもったいない！

今回ご紹介する、ミレー「プロライター38+10」は汎用性抜群のアルパインザックです。

アルパインクライミングにはもちろん、雪山縦走やテント泊、ハイキングにも兼用で使えちゃう！？

そんな可能性を秘めた、「軽量」で「耐久性が高い」そして「長距離を歩いても疲れにくい」の３点を可能にする魅惑のアイテムだったり！

私が10余年使用してきた、そして今シーズンの買い替えで ”また” ミレーのプロライターを選んだ3つの理由をまとめました。

「出来れば少ないアイテムで汎用的に使いたい。」

「今使っているザックを軽量化したい！」

「草木をかき分けて森を抜け、藪を漕いで突き進み、岩をよじ登って頂上を目指したい！！」

そんな皆様にぜひおススメしたいザック、ミレー「プロライター38+10」をご紹介いたします！

【便利さを犠牲にしない】ハイキングでもアルパインにも使いやすいアクセスジッパー

突然雨が降ってきたとき、すぐに雨具が出せなくては体が濡れて低体温症になってしまうリスクがあります。

そんな当たり前のことが出来るアクセスジッパー付きのザックを探していました。

アルパインザックといえば、一般的には1気室で雨蓋をあけて上部の開口部からアイテムの出し入れをするものが多いです。一方で、ハイキング向けのザックでは、多機能な反面、メッシュポケットやジッパータブを岩や枝葉に引っ掛けてしまったり、雪が付着して凍り付いたりで面倒だったりします。

シンプルでありながら適度な容量を持つトップリットを備え、サイドにアクセスジッパーを持つプロライターは、アルパインにはもちろん、ハイキングにも使いやすく、一つのザックで汎用的に使いたい方々におススメです。

上の写真はプロライター38+10。プロライター38+10とプロライター60+20にはサイドにアクセスジッパーがあります。

【とても便利】背面フレームとウエストベルトが取り外し可能！

最近はフレームのない超軽量なザックが増えているとのことですが、私は重い荷物を長時間背負っていると、肩や腰が痛くなるんじゃないかと不安で、基本的に使用しません。

しかしながら、クライミングでは足を高く上げ、体をよじって岩を登るので、フレームが動きの妨げになることもしばしば。

プロライターは背面のフレームを抜くことが出来、多様なムーブに対応するしなやかなザックに！

しかも、ハーネスと干渉しないよう背中の高い位置で背負うことが出来、ウエストベルトを取り外すことも可能。

上の写真のように、ウエストベルトを取り外すことが可能！

【暑がり、汗っかき必見】夏山でも冬山でも快適な背面システム

暑がりで汗っかきな私が一番苦慮するポイントが背面の通気。

多くのアルパイン向けザックは背面までシンプルでツルツルです。

これを夏山に使用すると私の場合は背中の汗がくっつき、不快でクライミングに集中できません。

背面がメッシュだと通気は良いのですが、冬山では雪がくっつき凍り付いてしまう。

そんなことを気にしてアルパインザックを選ぼうとすると、意外に選択肢は狭いもので💦

このプロライターは私にとって最適解でした！

実際使っていて、縦走やテント泊で長時間重い荷物を運んでいても疲れにくく、汗をかいても背中に張り付きにくい。

背面のパッドとショルダーベルトをＸ字型に一体化させた、エルゴノミックな仕様の「X-LIGHTER BACK™」が、この背負い心地の良さと快適性を実現しているとのこと。

背面パッドとショルダーベルトを一体化させた「X-LIGHTER BACK™」

細身で無駄のないすっきりとしたデザインのプロライター。

岩の隙間を抜け、藪を漕ぎ、ドロドロになっても頂上を目指したいアルピニストにも！

万が一ザックを岩や枝にひっかけてしまったり、滑って尻もちついてしまったとしても、引き裂きに強い210Dのリップストップナイロン地と1000Dの超高強度な底地で安心です。

これから冬山やクライミング、アルパインをやってみたい！と思われている皆様にはミレー「プロライター」がオススメです！！

text 中屋

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