2020年8月31日 / 最終更新日時 : 2022年1月29日 webmaster クライミング

わずか100gのミニマルフリース、STATIC ADRIFT CREW

▼2021年モデルが登場しています！

ミニマルフリースSTATIC / ADRIFT CREWがアップデート！

環境配慮型アウトドアブランド「STATIC」より新商品が入荷！
パタゴニアのナノエアシリーズで爆発的に広まったアクティブ・インサレーション。通気性が高く、着っぱなしで行動できる中間着としてレイヤリングに取り入れている方も多いのではないでしょうか。ポーラテック・アルファを始め近年ではより軽量なTEIJIN社のOcta(オクタ)を使った商品も出ており、当店でも数多く取り扱っています。

そんなアクティブ・インサレーションの側生地をとりはらった「Octaの中綿だけ」のミニマルなフリースが登場しました。

STATIC / ADRIFT CREW (#202004)
素材: TEIJIN Octa(ポリエステル100%)
フィット：リラックス
カラー: Black
重量: 106g(Mサイズ)
サイズ: S, M, L (日本サイズ)
生産国: 日本
価格: \ 9,800 + tax

Sサイズ：身幅51cm, 着丈62.5cm
Mサイズ：身幅53cm, 着丈64cm
Lサイズ：身幅55cm, 着丈66cm

そもそもOCTAって？

OCTA®
オクタ®は穴の空いた中空糸に、8本の突起を放射線状に配列したタコ足型断面のポリエステル繊維。従来の中空糸を超える軽量感や吸汗速乾性を実現しました。

◎軽量感：同じ直径のポリエステル繊維に比べて、2分の1程度の軽量感を実現。
◎吸汗速乾性：水や汗が通りやすくなり、サラッとした快適な着心地。
◎遮熱性：中空部と8本の突起による空間に含まれるデッドエアーが遮熱効果を実現。

化学繊維の中綿として使われているOCTAですが、ダウンに代わる綿のシートではなくサーマルプロのような起毛したフリース素材になります。普段使いでも使えるサーマルプロのような密度の高いものではなく、目の荒く通気性の高いメッシュ生地に起毛繊維が付いているんです。その繊維は上の写真にあるように空気層を作りやすい異形断面繊維になっているので重量に対して保温力が高く、軽くて暖かい生地ができるんです。

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Adrift Crewは表面滑りの良いメッシュで裏面は起毛構造になっています。
写真三枚目の様に透かしてみると奥が透けて見えるくらいになってます(笑) この構造って、着っぱなしで行動してもガンガン通気してくれ身体をクールダウン、寒いときには上からシェルを羽織ってやるとめちゃくちゃ暖かい。そうそう、あの素材と似てるんですよね～

ってことで、みんな大好き！な定番品、P社のベースレイヤーと比べてみます。

106g

STATIC / ADRIFT CREW

147g

P社 / キャ●リーン TW クルー

約30%軽い！！

裏地比較写真(左Adrift、右●ャプリーン)
ロフト感は同じか気持ち厚いくらい、着用してみると室内でも体感できるほどの通気があります。(試着してびっくりしました笑) 丸めると一回りは小さくなるのでちょっとしたザックの隙間に押し込めますね～

エコであること

STATICは強いこだわりを持ってエコに取り組んでいます。
春夏シーズンからスタートしたTシャツやウィンドシェルは環境に優しい素材や染色素材、撥水加工の溶剤を使用。更にはお店に納品の際の商品のビニール個包装の廃止にまで取り組んでいます。

Adrift Crewは、OEKO-TEX認証(※)を受けた日本国内工場で生産した生地を使用しています。
糸自体はノンリサイクルのポリエステル100%ですが、染色も石油ではなくバイオマス(植物由来)を使い、生地をつくる時に出る繊維ゴミはリサイクルされています。

※ OEKO-TEX認証
「コットンTを1枚作るのに約900日分もの飲料水が使われるなど、アパレル業界が排出するCO²の量は石油産業に次いで2位、また世界の工業水汚染のおよそ20％が繊維製品の染色や薬品処理に由来するものと言われているほど繊維業界はいくつもの社会問題をかかえています」
品質管理、環境への取り組み、化学物質管理、従業員の安全と衛生面の確保など、様々な厳しい項目をクリアした工場であることの認証です。

ウール×ポリプロピレンのTシャツもじわじわと人気が出ているStatic。
今後もギア感あふれるおもしろいウェアが出る予感。ぜひチェックしてみてください！

text 橋本

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STATIC

“CHOICE FOR THE EARTH” 地球のための「選択肢」を提案する環境配慮型アウトドアブランド

人の活動に起因する温暖化、その結果として現れる異常気象や海洋プラスチックゴミ問題が噴出する中、アウトドアコミュニティの一員として何ができるのだろうかと思い悩みました。行きついた答えが環境配慮型アウトドアブランド「STATIC」です。
より環境負荷の少ない素材へ「置き換え」ていくこと、地球のための「選択肢」を提案すること

ブランド公式サイト: https://static.staticbloom.co.jp/